ダイエットの科学

ファンクショナル栄養学、分子整合栄養医学、人間栄養学などからダイエットを科学的に実践するお手伝いをします

パラダイムシフトの先頭に立つ②

 

そんな中、私は妊娠し病棟勤務を一旦おりました。

 

 

 

私が栄養学に目覚めたきっかけは、産後ダイエットで糖質制限に出会った時です。

 

「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」という糖質制限の第一人者、江部康二先生の著書を読みました。

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今まで私の中で常識だった「主食」という概念が間違っていたことを知り、天と地が真反対になるような内容に衝撃を受けました。

 

 

人間は祖先の誕生から69万年間、炭水化物を主食とはしていなかったこと。

 

米、小麦が登場したのは農耕が開始されたわずか1万年前からであったこと。

 

炭水化物の食べ過ぎがあらゆる疾患(肥満、がん、心筋梗塞脳梗塞、糖尿病など)の元になりうること。

 

まさかとは思いつつ、色々調べましたが、確かにこれらは論理的で最もなことのように思いました。

 

そして何より、糖質制限を実践することで体重がスルスルと落ち、体の調子もどんどん良くなってきました。

 

食後の眠気はなくなり、睡眠の質が良くなり、学習意欲が高まり、肩こり・腰痛が解消し、吹き出物が消え、今までの不定愁訴がほとんどなくなってしまいました。

 

それまで週に1回はマッサージに行かないと不快だった身体が、マッサージ入らずになりました。

 

ニキビができやすい体質で、一時期ケミカルピーリングのためにウン十万円使ったくらいコンプレックスだったのに、糖質制限を始めてわずか1週間で出なくなってしまいました。

肌のボコボコさえ、二年続けた今ではかなりキレイになってきました。

 

 

これらの現象を医学的に知りたいと思い、私は新しい栄養医学を学ぶことにしました。

 

と言っても、最初はそんなものがあるとは知りません。

 

糖質制限を別の角度から学べる「ケトジェニックダイエット」を提唱する医師、斎藤糧三先生のダイエットアドバイザー養成講座を受講しました。

 

なんと、世にも恐ろしい糖尿病ケトアシドーシスの、あのケトン体が、いかに人間にとって有益な物質かを学ぶことができました。

 

また、ケトジェニックダイエットは「機能性医学」が土台となっており、いろんな栄養素や体内の物質が症状や疾患とどう関わっているかを学ぶことができました。

 

 

さらに、私はもっと栄養について詳しく学びたいと思い、「分子整合栄養医学」オーソモレキュラー療法の溝口徹先生のONP(オーソモレキュラー・ニュートリション・プロ)養成講座を受講しました。

 

ここでは、生体内における栄養素の分子としての振る舞いや、血液検査データに与える影響、血液検査データから不足する栄養素を読み取る知識・技術、サプリメントの選択方法など、非常に膨大な内容を学びました。

 

 

これらの学びの中で最も重要なことは「酸化ストレス」が「炎症」と「老化」を引き起こし、あらゆる疾患の原因となる ということでした。

 

 

そして酸化ストレスは

 

  • 活性酸素の亢進
  • 抗酸化力の低下
  • 抗酸化物質の摂取不足

 

により引き起こされます。

 

つまり、この3つに対してきちんと理解し対策をとればほとんどの病気を防ぐことができるのです。

 

病気の予防は可能です。

 

 

ここまでに、私の中のいろんな常識(=パラダイム)がいくつもぶっ壊されました。

 

これを読む方にも、それを体験してもらい、いつか世の中のパラダイムがシフトする時を先頭で見ていてほしいと思います。

 

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このブログでは私が学んだことを学習ノートとして記録し、この情報を必要としている人に届けることを目的に書いていこうと思います。

 

長くなりましたが、これから宜しくお願いします。